今までマスコミなどで被爆体験を話したことがない被爆者の方々の新たな証言をドキュメンタリー映画化。
今までも多くのアーカイブが残され、もう語ることができる体験者はいないだろうと言われて久しい中、松本監督が1年を掛けて取材を続け、得た10名の証言を一本の映画として完成させた。そこから見えてきたものは…。親を亡くす、友達を亡くす、差別や偏見、いじめで苦しむ。ありとあらゆる人間の惨状を経験したにもかかわらず、それらを乗り越えてきたマインドとは…『恨むことの無意味さ』から平和への思いが語られる。
新型コロナウイルス、米中対立、イラン情勢、北朝鮮問題、香港情勢、格差社会。上げればきりがない不安定要素が、世界の緊迫度を高めている現在。その中で迎える原爆投下から75年、終戦から75年をどう見つめるべきなのかを考えるきっかけになることを祈り、幕を開ける。
■公式サイト
a hope of NAGASAKI 優しい人たち
(C)mkdsgn + simple life association 2020
2021年8月6日(金)公開